てんかんの専門知識

てんかんって何?

てんかんは、脳に疾患や、器質的な問題がある事で、生じる発作を言います。脳内の特定の部分に電気的な過剰興奮が起こるので、過剰興奮が起きた部分に応じて、現れる発作の症状も異なります。てんかんには、部分発作と全般発作に症状を分ける事ができ、ほとんどは部分発作ですが、部分発作から全般発作に進行する事もあります。

てんかんの起きるメカニズムは解明されていますが、その原因についてははっきりとは解明されていません。小児期に起きるてんかんの原因では、先天的な脳の器質上の問題や、出産時の脳の損傷、また遺伝的要素などがあります。大人になってから現れるてんかんは、脳血管障害などの脳疾患による影響や、頭部に大怪我などをして怪我の後遺症として現れている可能性が高いとされています。

てんかんの症状は、脳のどの部分にてんかんが起きているかによって異なり、前頭葉や側頭葉といった、大脳の中でも部分によって細かく症状が異なります。一般に、よく見られる症状としては、突然全身の筋肉が痙攣や硬直する事で転倒し、激しく痙攣して意識がなくなるといった症状があります。このような症状があらわれると、周囲の人は驚いてしまいますが、慌てずに楽な格好にしてあげる事で、しばらくすると何事もなかったかのように回復します。ただ、てんかんの発作の頻度が高い場合は、意識障害や精神障害など後遺症が残ってします危険もあるので、放っておかず病院で診察して貰いましょう。

てんかんになっても、薬によって発作はある程度おさえることが可能です。ですが、てんかんが完全に抑えられたと保障する事ができないので、日常生活でもある程度注意しておく必要があります。リラックスした状態はてんかんの発作が起きやすく、入浴などでてんかんの症状が出る事もあります。この為、てんかんでは家族などの協力が求められ、てんかんについての知識や対処方を知って貰い、見守って貰う事が重要です。

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