てんかんの豆知識

脳の仕組み

脳は、小脳と大脳、そして脳幹に大きく分けることができます。一般に、小脳は生命の維持に関わる本能的な機能を司るとされ、脳幹では人間の意識や生命の働きを維持し、思考したり言葉を発するといった人間特有の機能は大脳が司っているとされます。

小脳は運動やバランス感覚なども司っており、脳幹よりも人間特有の行動に関して、関わっているとされています。脳幹は、主に呼吸や睡眠など本能的な機能を司っており、人間の生命の維持は脳幹の働きによるものと言えます。

大脳は部分によって働きが異なり、情報を認識する側頭葉や、情報の一時的な記憶を行う海馬などがあります。大脳にある海馬では、短期的な記憶が行われています。記憶は海馬で作られますが、一時的にしか記憶が出来ず、長期的に記憶するには、繰り返し思い出すなどして、海馬とは別の部分に記憶される必要があります。

また、前頭前野では情報の判断を行っているので、脳の司令塔とも言われています。目や耳で得た情報から判断して、脳の適切な部分に命令を行い、行動を割り振ります。側頭葉では、情報の識別を行っています。耳で聞いた情報や、目で見た情報を認識して、記憶と照らし合わせています。

この為、脳の側頭葉にてんかんが起こると、意識が一次的に無くなってボーっとするといった症状が見られます。また、前頭前野にてんかんが起こると、手足をばたつかせたり、全身の筋肉が痙攣して転倒するといった症状が見られます。

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