
特発性てんかんにも、部分発作と全般発作があります。特発性てんかんは、症候性てんかんと違って原因が不明で、MRIやCTといった脳波の検査でも、異常が見られないという特徴があります。特発性てんかんは、遺伝的な要因が関係すると考えられ、加齢によって自然と発作回数が起こらなくなり、全く発作が起きなくなる事もあります。ただ、特発性てんかんは必ず遺伝する訳ではなく、遺伝以外の原因がある事も考えられます。
特発性てんかんは、成人になってから発生する事の多い症候性てんかんと異なり、小児期に発症する方が多いです。小児期の特発性てんかんでは、全身がけいれするような発作よりも、突然意識がなくなって1点を見つめたり、会話が突然途切れるといった症状が多く現れます。
特発性てんかんは10歳頃までに始まり、成人まで頻発すると言われています。意識がなくなっても、転倒することがなく数秒間で回復するので、一瞬意識が飛んでも継続して動作を行う事も出来ます。
成人以降も特発性てんかんが見られる場合は、全般発作が多くなり、全身がけいれんして立っている場合は転倒します。呼吸も瞬間的に停止しているので、泡を吹いたり嘔吐する事もあります。また、全身の筋肉が収縮して、ガクガクと痙攣するので、舌を噛んでしまう事もあります。
発作が短時間で収まり、しばらく休むと、何事もなかったかのようにふるまう事が出来ます。特発性てんかんには、外科手術を行う事が出来ず、薬物による治療が行われますが、ほとんど発作は抑える事が出来るとされています。
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